フラッシュエディター特別仕様版のご質問・ご相談の中に
時々、一緒にご質問頂くのが EVC6 のセッティング方法。

今回は、入門編と言いますか、まずは簡単にセッティングして
EVC に慣れて行くための方法をご紹介します。



HKS 製 EVC6 IR 2.4 徹底攻略! 簡単セッティング術
↑ 設定画面の 2画面目

まず、EVC の敷居を高くしている原因 (^^ゞ
それは、マップ入力です。

この画面の数値をいじる事で、ブーストのかかり具合が変わるので
ここを攻略する事が EVC をいじって行く上で重要となります。



HKS 製 EVC6 IR 2.4 徹底攻略! 簡単セッティング術
↑ 設定画面の 1画面目

最初に目標とする最大ブースト値( オーバーシュートも含む )を決めます。
次に高回転域でエンジンを保護するためのブースト値を決めます。

仮に、最大ブースト値を 1.6 キロ、高回転域では 1.2 キロとした場合、
上の写真のように ワーニングブーストを 160、基本設定ブーストを 120
と入れます。

この時、ドロップブーストとワーニングブーストの両方を ON にして、
ドロップブーストは 1 〜 2 程度を入れておきましょう。

これで、最大で 1.6 キロでリミッターが効き、下記のマップ設定と合わせて
高回転域では 1.2 キロを目標としてコントロールするようになります。

※ あまりブースト圧をかけ過ぎるとエンジンを傷める事に繋がるため
もっと低めから始める事をお薦めします
これはあくまでも一例ということで。。。 (^^ゞ



HKS 製 EVC6 IR 2.4 徹底攻略! 簡単セッティング術
↑ 設定画面の 2画面目 低 〜 中回転域

マップ設定軸 を 「 REV 」 にすると、回転数だけのマップになります。

マップが非常にスッキリしましたね (笑)

1画面目で基本ブースト圧を 1.2、最大を 1.6 にしましたので、
低 〜 中回転域は 40 と入力し、1.6 キロかかるように設定。

※ 基本 120 + 40 = 160 → 1.6 キロかかる設定


HKS 製 EVC6 IR 2.4 徹底攻略! 簡単セッティング術
↑ 設定画面の 2画面目 中 〜 高回転域

中 〜 高回転域では、エンジン保護のため段々とブーストを落とすよう
数値を小さくして行きます。


はい、これでマップ入力は終了 (^o^)v

最初はここから始めて、アクセルに対するブーストのツキなどに不満を
感じるようなら、「 REV + THR 」 のマップを選択してスロットル開度毎の
設定値を入れて行くと良いでしょう。

ただし、そのためにも最初は「 REV 」 のマップで慣れておくのがお薦めです。



HKS 製 EVC6 IR 2.4 徹底攻略! 簡単セッティング術
↑ 設定画面の 6画面目

とりあえず、サンプリングタイムは 3 がお薦め。( 初期値は 4 )

ここをいじるとブーストコントロール精度が変わり、オーバーシュートの
発生率も変わって来ますので、いろいろいじってみると良いでしょう。





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[No.1038] (2018/09/02(日)19:10:44)






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